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戦国伊予の基本資料 [資料]

戦国時代の伊予に関連した特定の人物や個別の論を紹介していく前に資料となる文献や近年多くの論を発表されている研究者を紹介してみたいと思います。


参考文献


伊予の戦国時代を探る上で参考となる主要な文献類を下記に示してみます。各文献についてそれぞれ個別に紹介していくこともあるかとは思いますが、まずは網羅的に紹介します。


基本的な情報については『伊予河野氏と中世瀬戸内世界』『瀬戸内の海賊ー村上武吉の戦いー』『瀬戸内の海賊』で得られるでしょう。また『西国の戦国合戦』で伊予以外の四国、さらには中国、九州の状況について近年の研究成果が反映された内容を理解することができます。さらに『玖珠町誌』は来島村上氏について近年の研究成果も踏まえた内容が現段階では最もよくまとめられています。


研究書、報告書など


県市町村誌


  • 『愛媛県史』…各種史料を年代別に掲載
  • 『今治郷土史』…村上家文書、久留島家文書、大山積神社文書、仙遊寺文書などを収録
  • 『玖珠町誌』…豊後森移転前の来島氏の伊予時代についても詳しくまとめられている
  • 『菊間町誌』…得居氏、池原氏について詳しい
  • 『東予市誌』…周布、桑村二郡について詳しい、ただし史料だけでなく伝承等がそのまま掲載されいる側面も強い
  • 『朝倉村誌』…越智郡の動向について詳しい
  • 『下関市史 資料編』…小早川氏、長府藩関連史料の掲載

史談会誌


  • 『伊予史談』各号
  • 『玖珠郡史談』各号

古記録等


  • 『予陽河野家譜』
  • 『河野家譜築山本』
  • 『河野分限録』
  • 『萩藩閥閲録』
  • 『萩藩譜録』
  • 『系図纂要』

研究者


個人的な見解となりますが、近年の研究者で伊予関連の論考を多数発表されているのが下記の5名の方々です。この他にも多くの方の研究がありますが、中心となるのはこの方達となるかと思いますし、本ブログで紹介する著作や論考もこれらの方々のものが多く登場することになると思います。


  • 川岡勉氏
  • 西尾和美氏
  • 山内譲氏
  • 石野弥栄氏
  • 福川一徳氏

タグ:史料
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